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化粧品事業を立ち上げたい!始めるための一般的な流れとは?

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化粧品事業を立ち上げたい!始めるための一般的な流れとは?

「美しくなりたい」「いつまでも若くありたい!」という人々の願望は、時代が移り変わっても変わることはありません。そんな気持ちに寄り添い、「美」を保つのを手伝ってくれるのが化粧品です。

化粧品事業は、商品がヒットすれば知名度が低い企業でも大きな利益が期待できるため、業界への新規参入を狙っている企業も決して少なくはありません。では、まったく実績がない企業が化粧品事業を始めるには、どのような流れで進めていけば良いのでしょうか?

本コラムでは、一般的な化粧品事業立ち上げの流れや、化粧品事業の立ち上げ方などを解説いたします。

 

一般的な化粧品事業立ち上げの流れ

まずは、化粧品事業立ち上げの流れをご紹介しましょう。一般的には、次の5つのステップを順番に進めていくことになります。

 

1.事業コンセプトの決定

ターゲットとなる層や提供できる自社の強み、他社と差別化できるポイントを絞り込みます。

2.商品企画

販売する商品のイメージやアイデアを立案し、構想を固めます。

3.商品開発

試作品のテストを行い、安全性や安定性を評価します。

4.販売体制の確立

事業の担当者や商品の購入及び決済方法、さらに販売経路(通販の場合は配送など)と顧客データの管理方法を決定します。

5.集客方法の決定

Web広告、DMなど集客のための方法を決定します。

この5つのステップをどのようにこなしていくかが、化粧品事業を立ち上げるに当たり最初の問題となります。

 

化粧品事業を新規に立ち上げる方法

まったく未経験の分野から化粧品事業を立ち上げる場合、主に2つの方法があります。

一つは、新規事業の立ち上げを専門とした経営コンサルタントに相談する方法です。この方法では「経営のプロ」の知見に基づいたアドバイスが受けられますが、あくまで助言に留まるため、製品の企画・開発・生産の体制を一から作らなければならないというデメリットがあります。

もう一つの方法は、「化粧品OEMメーカー」に相談する方法です。化粧品OEMメーカーとは、他社ブランドの化粧品を受託製造してくれる会社のこと。当然、化粧品製造のノウハウを持っているため、企画・開発・生産のすべてをサポートしてくれます。自社内に化粧品製造の体制が整っていない、他分野からの参入を目指す企業にとってはうれしいメリットだといえるでしょう。

 

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失敗しない化粧品OEMメーカー選びのポイント

OEMメーカーを利用して化粧品事業の立ち上げを目指す場合、「メーカー選び」が成否を分けるポイントになります。世の中に化粧品OEMメーカーはたくさんあるので、自社に合った最適なパートナーを見つけなければなりません。

メーカー選びでチェックすべきポイントとしてまず挙げられるのが「過去の実績」です。特に、異業種からの新規参入をサポートしてもらいたいという場合は、単純にOEMの実績がどれくらいあるかだけでなく、「異業種からの参入を成功させた実績」をチェックしましょう。

OEMメーカーであれば、当然どの会社も化粧品製造のノウハウ自体は保有しています。その中でも独自の技術や機械設備など、他社に真似できないオンリーワンの強みを持っている企業を選ぶべきです。

生産体制という面でいえば、「自社工場を持っているか?」という点もポイントになります。実は化粧品OEMメーカーの看板を掲げていても自社工場を持たず、製造は提携企業に委託しているという会社もあるからです。新製品の開発では製造工程の管理が重要になる場面も多いので、可能なら自社工場を持つOEMメーカーを選んだ方が良いでしょう。

適切なパートナーが見つかれば、化粧品事業の立ち上げが成功する可能性は大いに高まります。「何から手を付けたらいいかわからない」という方は、まずOEMメーカーについて調べるところからスタートしてみてください。

 

まとめ

化粧品は不況に強い商材だといわれています。
昨今の新型コロナ禍では、マスク着用の影響でリップやチークなどのコスメは売上が伸び悩んだものの、外出自粛を利用して、普段はなかなかできないような集中的なスキンケアを行う「おこもり美容」という言葉がトレンドになりました。

また、マスクを付けていることを前提とした血色感のあるメイクや、オンラインで画面映えするようなメイクなども注目されるように。さらに、最近ではメンズメイクが普及しつつあり、ターゲット層が広がりを見せています。

時代ごとに流行を変えながら常に求められているのが化粧品だといえます。新規事業の立ち上げをお考えの企業様は、ぜひその選択肢の一つに「化粧品事業」を加えてご検討されてみてください。

 

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