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【アンケート】ボディスクラブの不満点はありますか?

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【アンケート】ボディスクラブの不満点はありますか?

ボディスクラブは定期的に使い続けることで黒ずみやざらつきを解消し、透明感のある素肌に導いてくれるアイテムです。フェイススクラブと同様にお肌の角質ケアの有効策として、今ではさまざまなタイプのものが提供されています。ソルトやハーブといった自然材料をもとにした敏感肌対応や、入浴後のケアが不要の保湿成分を配合している商品などもあります。

しかし現代女性は全身のケアについても、意識が高くなってきています。肌質、年代といった悩みに合わせた商品が多数ある中で、実際に利用している女性たちはどのように感じているのでしょうか。ここでは20~50代女性のアンケート結果を元に、ボディスクラブに対しての率直な感想を見ていきます。

 

Q1 ボディスクラブの最も不満な点はなんですか?

1位 刺激が強い…36%
2位 肌が乾燥する…14%
3位 洗い流しに時間がかかる…10%
4位 効果が感じられない…10%
5位 かゆくなる…9%
6位 使いにくい…3%
7位 スクラブ感が弱い…1%
一度も使用したことがない…16%
その他…1%

 

第1位:刺激が強い

不満の第1位は「刺激が強い」で、全体の36%と2位以下を大きく引き離しています。スクラブは一般に粒子の粗さで刺激の強さが変わりますが、使用後のかゆみや赤み、乾燥などに不安を感じている女性が多いようです。特に皮膚が薄い部分や肌が弱いと自覚している人は、丁寧に優しく加減をしてみても刺激があるという回答が見られます。季節や肌の状態によって左右されたり、中には痛みが残ったりする場合もあり、角質除去はしたいけれどダメージが心配で継続使用に迷うという人も少なくありません。また商品によっては香りのきつさも、刺激への不安を高める要因となっています。

 

第2位:肌が乾燥する

「肌が乾燥する」と答えた人は14%でした。1位となった「刺激の強さ」とも関連していますが、使ったときは気持ちが良くても、後から乾燥するという意見が多数聞かれました。これは特に敏感肌でないというタイプでも、ひんぱんに起こり得る症状のようです。使い続けたら乾燥がひどくなったり、赤みが消えづらくなったりしたという報告もあります。ボディスクラブをした後はいつもよりもリッチなボディ用乳液やボディクリームを使い、入念なケアを行うという人が多いようです。

 

第3位:洗い流しに時間がかかる

3位は「洗い流しに時間がかかる」という回答で、全体の10%を占めています。オイルなどが配合されているためか、シャワーなどで少し洗い流しただけではヌルヌルした感じか取れず、湯船に入ってこすらないと洗い流しきれないというような意見が多く見られました。なかには、うっかり洗い残しがあったため、パジャマを汚してしまったという人も。短時間でも洗い流せるような溶剤を工夫することが求められています。

 

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一度も使用したことがない人は16%もいる!

ボディスクラブについての最も大きな不満は、刺激、乾燥による肌へのダメージだということがわかりました。せっかく美しい素肌を目指しているのに、ボディスクラブが肌を荒らしてしまう原因となっては元も子もありませんよね。ボディスクラブ開発の際は、刺激や乾燥をいかに抑えたマイルドな使用感の製品を作るかが、成功のカギとなりそうです

その一方で、刺激や乾燥が気になりながらも、ボディスクラブを使い続けているユーザーが一定数いることも事実です。使用後に保湿を念入りに行うなどの工夫をしながら、使用を継続する女性も多く、ボディスクラブの効果に対するニーズがそれだけ高いことが伺えます。

また、ボディスクラブを1回も使用したことがない人が16%もおり、ボディスクラブに対するマイナスイメージを払拭することができれば、このジャンルの伸びしろは大きいといえます。

たとえば、ボディスクラブへの不満をなくすために、肌との相性の良い商品を見つける機会を提供するなどの販促手法が考えられます。また、素材や使用感の異なる商品を、1回分ずつのパックにしたお試し用が購入できれば、肌とのミスマッチが減少するかもしれません。さらに、ボディスクラブの効果や、使用方法についてのわかりやすい情報発信も重要です。同じスクラブでも「こすらずに肌の上で転がすように使う」「ひざやひじなど角質の多い部分にだけ使う」「たっぷりと水分を与えてから使う」「1度の軽いタッチで効果がある」など、具体的で誤解のない使用方法を伝えることで、不満点の解消につながる可能性があるのではないでしょうか。

ボディスクラブに対するイメージを一新できれば、化粧品業界のなかで確固たる ポジションを築けるチャンスがありそうです。新製品開発を検討されている企業は、一度、検討してみてはいかがでしょうか。

 

 

           

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